悪質業者の手口|リスクと違法性

悪質業者の手口

悪質業者の手口

2015年にヤミ金融対策法(貸金業規制法及び出資法の一部改正法)ができ、いわゆるヤミ金融が、年利に制限がある貸金業(登録の必要有)を行いにくくなりました。
そこで一部のヤミ金融がファクタリングを名前を装って、内容は貸金を行うものがでてきました。
2017年に起こったファクタリングを装う無許可の貸金業者を逮捕しました。あくまで無許可で貸金業を営み、法外な金利による出資法違反によるものです。逮捕者は以前も逮捕歴があり、その内容はやはり闇金融でした。

ファクタリングを頼みたい会社は、早めに資金を手に入れたいと思っているで、そこの弱みにつけこんでの悪徳業者は甘い言葉をかけてきます。最短での資金調達には、ファクタリングと融資があります。もしファクタリングでなく、融資での資金調達をしようとする場合、その業者がきちんと登録されている業者であるかどうか確認した方が良いでしょう。
下記URLで登録されているかどうかをチェックできますので、参考にしてください。
https://clearing.fsa.go.jp/kashikin/index.php
金融庁ホームページより

逆にいえば、ファクタリング会社は貸金の法規制がありませんので、誰でも参入ができるということです。いわゆるヤミ金融がファクタリングを装って行っている可能性もあります。ヤミ金融など、いわゆる反社であった場合、そこと契約があったというだけで、今後の取引が危うくなる可能性もあります。

そのような悪徳業者でないか、チェック項目を並べました。
□営業所はきちんとあるか
悪徳業者である場合、電話だけで場所を転々とし、いざという時連絡が取れなくなる場合もあります。まずきちんと住所・連絡先、そして代表者も書かれているかどうかをホームページなどでチェックしてください。また悪徳業者は面会を嫌がる場合があります。

□手数料は明示してくれるか
手数料が曖昧でなく、費用など明示ができるか。また法外な手数料ではないか。

□契約書または、契約書の控えをきちんともらえるか
悪徳業者である場合、契約書を作成せず、申込書だけの場合もあります。
必ず契約書が作成され、ファクタリング会社だけでなく御社にも少なくとも控えがある必要があります。また内容をしっかり確認しましょう。悪徳業者の場合、ファクタリングに詳しくなく、曖昧な説明になる場合があります。

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